社長コラム

【コラム】 「だがしの日」 前田 洋一

令和7年春号

3月12日は「だがしの日」。この日は、お菓子の神様である田道間守(たじまもり)公の命日であり、ちょうど10年前に日本記念日協会により認定されました。

10年目を迎えた今年も、世界各地で「だがしの日」を記念したイベントが開催されました。私は「一般社団法人DAGASHIで世界を笑顔にする会」の監事として、いくつかのイベントに参加しました。「笑顔を見せるとお菓子がもらえる」というコンセプトのもと、多くの子供たちの笑顔に触れることができました。

メインイベントは、能登復興支援の一環として、能登高校、輪島高校と協力して開催されました。開催直前に大雪が降り、一時は実施が危ぶまれましたが、高校生たちの機転と努力により、イベントは無事成功。彼ら自身も困難な状況にある中、小さな子どもたちに楽しんでもらおうと一生懸命に取り組む姿に、深く感動しました。

翌週には、新潟県柏崎市でのイベントに参加。お菓子メーカー・ブルボンの本社があるこの地で、市内5つの幼稚園を訪れ「だがしおじさん」の紙芝居を披露しました。子どもたちは大喜びで、ある園長先生が「こんなにはしゃぐ子どもたちを久しぶりに見ました」との言葉をいただき、非常に嬉しく感じました。また、新潟県内のマスコミ各社も取材に訪れ、子どもたちの元気な笑顔が各局のニュースで報じられました。

「DAGASHIで世界を笑顔にする会」は、すべての子どもたちが笑顔になれる活動を続け、その笑顔を通じて世界平和を願っています。

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